日本では古くから先祖代々のお墓を受け継ぎながら、祖先を供養する事を大切にしてきた習わしがあり、本家では大きなお墓を構えて供養を行ってきました。

しかしながら現代社会においては、核家族化や子どもが居ない世帯、独身の人も増えているために、墓地の後継者が望めない人も増えてきているのです。

子どもに迷惑をかけないためや自分自身が亡くなった後の為に永代供養を選択する人も増えているのです。

神奈川にあるこのお寺は、墓地後継者の有無にかかわらずに供養が出来る環境を整える為に、平成8年に開創700年記念事業の一環として永代供養納骨堂が建立されています。

遺族がいなくても遠方で供養が難しくても、このお寺が永代に渡って供養を行う為安心して選ぶ事が出来ます。

33回忌終了までは戒名や没年月日、俗名や享年が墓誌に刻印され、永代過去帳に記帳されて、永代にわたって保存されます。

納骨堂のひな壇に位牌が安置され、しっかりと供養して貰えるのです。